【10月4日京都】25年度第2回 家族応援セミナー
家族応援セミナーは、京都府亀岡市にあるフリースクール「学びの森」と一般社団法人「学びラボ」が主催するもので、具体的な事例をもとに、参加者の皆さんと一緒に色々な角度から「家族」について考える講座です。以下は案内文より抜粋です。
セミナーでは漫画家でもある団先生が具体的な事例をマンガにし、それをもとにユーモアあふれるお話をしてくださいます。長年の家族相談の仕事で先生が出会ってこられた家族についてのエピソードからは、個別的でありながらも同時にこの時代を生きる家族が共通して持っている“家族を生きる深さと豊かさ”を感じ、自分の家族や親子関係に重ね合わせ、様々な気づきが与えられ、講座が終わると元気になって帰っていけます。
子どもを育てていると、子どもの成長に従ってまた親の対応にも変化を求められるなと感じることがあります。また、自分が子供だった時と今とは子供を取り巻く環境が大きく変わっていて、子育てに関しての自分の感じ方、ものの考え方がこれでいいのだろうかと思うこともあります。そんな時皆さんはどうされていますか? 私自身は親であることに行き詰まりを感じたときに、団先生の著書『家族の練習問題~木陰の物語~』に助けられてきました。それは団先生のメッセージに触れると家族が内包する可能性を感じ、家庭を営んでいる自分に元気が出てくるからなのだと思います。
全国各地からワークショップや講座の依頼を受けている人気講師の団先生のセミナーを、学びの森で受講できる貴重な機会です。いま親業真っ只中の保護者の皆様にぜひ来ていただきたいセミナーです。みなさまのご参加をお待ちしております。
ご興味のある方は、チラシ画像もご確認の上、どうぞお早めにお申し込みください。
日時:令和7年10月4日(土)10時00分~12時30分
会場:学びの森(亀岡市南つつじヶ丘大葉台)
講師:団士郎
参加費:1,000円
申込締め切り:令和7年9月30日(金)
申込方法:チラシおよびチラシにある電話番号まで直接お問い合わせください
<以下は前回参加者の感想の一部です(主催者提供)>
・何かあったらうろたえたり、なんでこんなことが起こるんだろうと、それが不幸のように感じがちだけど、「何もないことが幸せなわけではない」という言葉が印象的で確かにそうだなと思った。自分を幸せにする力の低下、誰かに幸せにしてもらう、誰かに解決してもらう、解決できないのは誰かのせい、みたいな価値観は確かに世の中に多く存在している。自分を幸せにする力を自分自身も家族も育てていきたいし、それには「今自分ができることをする」というシンプルなことが一番大事なんだと感じた。
・「最先端の解決法なんてない」という言葉が印象に残りました。つい何かを決めたり、選んだりしなければならない時に「正解がわからない」と思ってしまう事があるが、そんな時は専門家や情報など自分の外側に解決法を求めてしまっているかもしれないと思った。もっと自分の内側に目を向けようと思った。そしてそう思うと気持ちが明るくなった。
・今日も良いお話をありがとうございました。「あ~そうやった!」と心が落ち着きました。家族のてんやわんやは家族で乗り越えられる、子どもにいろいろなことがあっても慌てることが少なくなりました(良い意味で)。 私は訪問看護師ですが、奥様が吐血して倒れられた時の団先生の対応のお話が、ぶっ飛んでいて素敵すぎます。パートナーを本当の意味で理解して、いやだと思うことはせず奥様らしさをいかなる時も優先された。その日の死も四日後の死も本人にとっては変わらない、大切なのはその人の価値信念を最期まで貫けるように、覚悟を決める家族のありようなんだと学ばせてもらいました。次回も楽しみにしております。
・続けて参加させてもらっていますが、毎回講座の後は自分のモヤモヤした思いがリセットされて前向きに考えることができるようになっています。答えのないお題のお話ですが、自分はどう思うだろうかと聞きながら自分に問いかけています。考えること、行動すること、そこから知ること、自分が積み重ねたことから答えを出していく。その繰り返しが家族との関わりや自分自身を幸せにする答えを出してくれると思うと、行動してみようと思えます。自分の思いに自信をもって子供にも他人にも関わっていこうと思えました。とても楽しい時間でした。
・「世の中に「専門家」という人があふれる社会は弱い社会。今はまさに弱い社会だからこそ、そのことをわかって自分のリアリティーを、自分の主観を大切にしてその中から出てくる知恵を実践する」という話が心に残りました。「何も起こらない家族を目指す」という目標設定がそもそも違うということに今ではそうそうと思えるけれど、子育てを始めたころはそうは思えなかったです。お話を聞いて、何も起こらない人生を目指すのではなくいろいろ起こりながら、その度に世界を拡げられる自分でいたいなあと思いました。
0コメント