日本晴れ

　運動会日和は洗濯日和。洗濯物は屋外天日で干す。運動会は万国旗を掲げ、保護者は弁当を作って一家で参加する。昭和の秋晴れ、日本晴れなんて言ったものだ。

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　さて、2021年の今、世界大運動会東京大会をどうするのか、瀬戸際になっている。民意の大半は「止めておけ！」と思っているが、今更引けないなどとまだ思っている議員や関係者もあるのだろう。それが、国外からの観客は入れない、そして国内も含め無観客開催と、ズルズル縮小していく事になるのだろう。

　辞退するタレントもあり、すったもんだでスタートした聖火リレー。最初のパレード動画を見たが、昨今の社会状況からは浮きまくった騒がしさだった。その後、「今どこを？誰が？」と言いたくなるような隠密聖火リレー。

　刻々変化してゆくコロナ禍の動向なんて言いたいところだが、緊急事態だ、マンボーだ､変異株だと言葉ばかり。一年以上も国中で紅白玉入れの数を数えているだけのような現実。ワクチン接種実績がもっと見えて欲しいが、接種予定会場の空の大部屋をニュース番組で見せたりする馬鹿っプリ。接種がぶっちぎりに遅れている日本に、選手達は来る気になるものなのか？

　スポーツへの関心度の低い私のいうことだから、意地悪さに溢れているだろうが、無理なことは止めておくことだ。

　アンダーコントロールと言っていた汚染水を、今頃になって薄めて海に流すなんて話は、「人の噂も七十五日」だと思っている国会議事堂老人仲間の戯れ言だ。

　過去を水に流すのは得意な我が国が、今回は水を流すといっている。アベノマスクがぷかぷかといっぱい浮かんだ汚染水が流れるカヌー競技場が目に浮かぶ。

　無理に開催することはない。今ならマイナスは見えている。ムリヤリ開催して、その結果起きるかもしれないことは未知数でリスクも大きい。

　老害政治家の最後の失敗に付き合っていると、彼らは寿命で死んで、若者に災難が残されることになる。