2021.01.25 07:23【読書、数珠つなぎ】(仕事場D・A・N通信vol.17) 毎週、土曜日、朝日新聞の書評欄を見る。先ず、知っている本があるかどうかをザッと。基本的に新しい本が多いから、掲載の本を既に読んでいたりすると嬉しい。ここで取上げられるものを、先んじて書店でチョイスしている自分が良い感じなのだ。 著者も知らないし、読みたいと思わないジャンルの本も...
2021.01.17 23:05【木陰の物語製作】(仕事場D・A・N通信vol.16) このタイトルで雑誌4頁の短い物語を描き始めて21年目が終わろうとしている。スタートが月刊誌だったから月に一作。紆余曲折もあったが、今、第252話を描き終えたところだ。 こんなに長く描いているとマンネリに陥るのは仕方がない。それより本当に困るのは、以前に描いた話を覚えきれないこと...
2021.01.12 00:19【飛んでイスタンブール】(仕事場D・A・N通信vol.15) イスタンブールに一週間、居続けることにした。トルコ国内の観光地に遠出したりせず、市内で二度ホテルを引っ越した。 最初のホテルだけは出発前に二泊、頼んであった。空港バスから路面電車への乗換駅近くの、アメリカ人団体ツアーが多く利用しているホテルだった。一晩経って、値段も手頃だったし...
2021.01.04 00:30【緑波/正太郎】(仕事場D・A・N通信vol.14) 「ロッパ日記代わり手当たり次第」は古い本ではない。しかし古川緑波は1903年生まれで、1961年に亡くなった喜劇役者だ。私が子どもの頃、ラジオでよく名前や声を聞いていた。文章家でもあるので、本もたくさん出ている。そんな中の一冊を気まぐれに手にして、少し読んで長いこと放置してあっ...